VOICE 「マインドフルネス」にアロマがお薦めな訳
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「マインドフルネス」にアロマがお薦めな訳
“疲れがとれない”男性にアロマの力をお伝えしたい「戦う男のストレスをアロマで癒す専門家」【MR AROMA】の星野知子です。
皆様「マインドフルネス」ってご存知ですか?
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、松下幸之助、稲森和夫、イチロー選手、ミランダ・カーなど、多くのアスリートや著名人が、“瞑想”を日常に取り入れているという話、聞いたことあると思います。
「マインドフルネス」とは、“今、この瞬間の体験に、意図的に意識を向け、評価せず、とらわれない状態で、あるがままを捉える状態”=あれこれ考えず、ただ目の前のことに集中すること
という意味だそう。
その状態になる方法、手段として効果的。といわれているのが、「瞑想」です。
瞑想は、「マインドフルネス」な状態になる手段の1つであって、【マインドフルネス=瞑想】ということではないんだそうです。
私はてっきり、【マインドフルネス=瞑想】だと思っていました。
「瞑想」以外にも、例えばスポーツ選手が絶好調の時に、「ゾーンに入った」という言い方をすることがありますが、その状態は「マインドフルネス」といえるかもしれません。
歩きながらでも、絵を描きながらでも、今ここに集中する。=「マインドフルネス」の状態になる手段は、実はいくらでもあるといえます。
ただ、“日々の習慣として取り入れやすい”という意味で、宗教色を取り除いた「瞑想」が、「マインドフルネス」の手段として世界中で注目されています。
環境の変化や仕事の多様化、スピードに追われながら高いパフォーマンスを求められ、更に、複雑に絡みあう人間関係の悩み、などなど・・・
戦うビジネスマンは、日々、とても高いストレスにさらされていると思います。
ストレスから、突然死や病気にならないまでも、パフォーマンスが上がらなくなったりすることは、皆さんも経験がおありかもしれません。
「マインドフルネス」は、最新の脳科学の研究で、「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」「安眠効果」などの効果が実証されています。
「マインドフルネス」という言葉は、1975年に登場した言葉だそうです。
1970年代、アメリカではスピリチュアルブームから、「仏教」や「禅」が流行っていたそうです。
今日のように、「マインドフルネス」が世界中に広がったきっかけは、ジョン・カバットジン博士が、マサチューセッツ大学医学部で始めた“マインドフルネスストレス低減法 ”(MBSR)だといわれています。
この、“マインドフルネスストレス低減法”(MBSR) は、ストレスを低減するための8週間のプログラムで、仏教やヨガの「マインドフルネス」の考え方をもとに作られ、科学的な臨床研究で、効果が裏付けられているのが特徴です。
これまでに、世界中で24000人以上の人が受講したそうです。
また、Googleの元エンジニアのチャディー・メン・タンという人が、認知行動療法や脳科学、EQなどいろんな角度からの、いわば”いいとこどりをした”「マインドフルネス」を使った「サーチ・インサイド・ユアセルフ」という社員研修プログラムを作り上げ、2009年からGoogle社内で実施し、それが評判になり、facebook、フォード、インテル、マッキンゼー、マイクロソフト社など、大手企業が社員研修のプログラムとして、「マインドフルネス」を取り入れるようになったそうです。
今では、企業だけでなく、有名大学のビジネススクール、政府機関の研修、米軍などの組織などでも導入されています。
また、小学校などの教育機関で積極的に取り入れた結果、子どもたちのいじめや差別が減った、という報告もあるそうです。
染色体の末端にある“テロメア”の短縮は、老化に関わっているのですが、「瞑想」がこの“テロメア”の短縮を遅くさせる、という研究結果が発表され、認知症にも効果があることも分かってきました。
そのため、認知症・うつ予防として取り入れる病院なども増えているそうです。
日本でも、NHKの「ためしてガッテン」や「世界一受けたい授業」など、テレビ番組でも頻繁に取り上げられ、本もたくさん出版され、多くの人に知られるようになってきました。
社員研修のプログラムに取り入れる企業も増えてきています。
ヤフージャパンでは、「マインドフルネス」の研修を取り入れ、7週間の研修の結果(受講前後の平均比較値)10点満点中、集中力4.42→6.08上昇、ストレス4.70→3.76低下、という結果もでたそうです。
でも、「瞑想」ってなんだか難しそう、、どうやってするの??
やったことがないと、「瞑想」ってなんだかハードルが高いように感じますよね?
私もそうでした。本を読んでも、なかなか1人では難しくて、、。
そこで、「関西マインドフルネス協会」さんの「マインドフルネスプラクティショナーセミナー」で、実際に「瞑想」のやり方を教えてもらってきました。
「瞑想」は“無”になること、だと思っていました。
実は違いました!
実際、人間はどうしたって、なかなか、“無”になんてなれないですよね。
簡単に説明すると、“無”ではなく「精神の集中」でした。余計な雑念や思考を取り除き、今この瞬間の“自分と繋がる状態”になるため、今だけに“集中する”という感じです。
人は「こう見られたい・こう思われたい」そういった、“体裁”や“しがらみ”の中で生きている方も多いと思います。
その為、「あの時、あーしておけばよかった」「なんであの時○○してしまったんだろう」「もしかしたら、あーなるかもしれない、こーなるかもしれない」など、負の妄想や雑念の、無限ループ思考に陥ってしまうことも多いと思います。
それらを排除し、自分自身をしっかりと見つめ、「心の在り方」へ集中する。
これが、「マインドフルネス」の目的だそうです。
「心がさまよっている時に働く脳の回路」を、【DMN】デフォルト・モード・ネットワークというそうです。ハーバード大学の研究では、大人の脳は、なんと1日の46.9%の時間を、このデフォルト・モード・ネットワーク状態=“とりとめもないこと”を考えることに費やしているそう。
何か特定の活動(仕事・スポーツ)をしている時でさえ、少なくとも30%は別のことを考えるのに費やしているのだそうです。
この【DMN】(心がさまよっている時に働く脳の回路)はエネルギーの浪費家で、脳全体の消費エネルギーの約60~80%を占めるといわれているそう。
負の妄想や雑念は、せっせと脳のエネルギーを消費してしまうのです。
では、雑念を持たずリラックスして、ただ、“今だけに集中して”研ぎ澄まされている状態になるには、どうやったらなれるのでしょうか?
「瞑想」には、3種類あるといわれています。
1つは「集中瞑想」2つめは「洞察瞑想」3つめは「慈悲瞑想」
段階としては、まずはモノや身体感覚に集中する「集中瞑想」が、初心者向けかもしれません。
回数を重ね、修行をつむことで、ありのままの感覚・思考を受け入れる「洞察瞑想」や、思いやりや感情に集中する「慈悲瞑想」もできるようになるようです。
「集中瞑想」のやり方
自分のしている「呼吸」に意識を向ける
ゆったりと深い呼吸をし(できたら鼻呼吸で)繰り返される呼吸に、ただ意識を集中します。呼吸に意識を向けるのは雑念から離れ、今ここの“身体感覚”とつながるためです。 呼吸以外のものに意識が向いたらまた呼吸に意識を引き戻していく。ただ、それを繰り返していきます。
ただ呼吸に意識を向ける。そうはいっても、やってみるとなかなか難しいものです。
そこでお薦めしたいと思うのが、アロマを使った「マインドフルネス瞑想」です。
アロマの香りは、脳の本能を司る部分“大脳辺縁系”にダイレクト届きます。これは、五感の中で他の4つにはない、「嗅覚」だけの特徴です。
そのため、アロマを嗅ぐことで、呼吸に集中しやすくなると思います。
実際、私も自宅で試したところ、アロマの香りのおかげで“集中”しやすくなったと思います。
アロマが「瞑想」の集中力を高めること。実は、昔から知られていたことだと思います。
古代から、いわゆる仏教的な「瞑想」をする時も、お香やアロマなど、香りが焚かれる中で行われることがとても多いのです。
もちろん、“神様”の世界と繋がりやすくなるから、という宗教的な意味もありますが、香りがあることで、「瞑想」の“集中力”が高まるのも、大きな理由だと思います。
「瞑想」は、毎日行うことが理想的といわれています。
“特定の香り”をいつも「瞑想」に使うことで、“脳”が香りを記憶する為、その香りを嗅ぐこと=「マインドフルネス」状態にはいる。要は、“スイッチ”の役目をしてくれると思います。
毎日、数分からでもいいので“続けること”が大切。そういわれているので、アロマの香り=“スイッチ”があることで、より早く「マインドフルネス」状態になれ、続けやすくなると思います。
【MR AROMA】はスプレータイプのため、面倒な用意もなく、簡単に「瞑想」に取り入れられました。
朝、起きたてに「瞑想」をなさる方には、「ウェイクアップ」や「サクセス」がお薦めだと思います。
夜寝る前になさるなら、「スイッチオフ」がお薦めです。
5分くらいの「瞑想」や、出先で「瞑想」なさりたい方には【MR AROMA】お薦めです。
15分以上しっかりなさる方には、“ディフューザー”を使ったり、アロマキャンドルもお薦めです。
「瞑想」は習慣化することで、“脳(心)の整理”が行われるといわれています。
私達の脳には、常に慌ただしくたくさんの情報が、毎日毎日押し寄せてきている状態です。インターネットやスマホがない時代の何十倍、何百倍の情報量だといわれています。実はそんな状態だと、脳に余計なものも蓄積されているのだそうです。
「瞑想」はそれら“余計な情報”を見つめ直し、自分にとって本当に必要かどうか?“仕分けする効果もある”といわれています。
これはまさに「断捨離」と同じ。片付いたスペースに新たな情報を置くことも出来、脳の活性に繋がるといわれています。
「マインドフルネス」瞑想を続けることで得られるといわれている効果
【集中力が高まる】
雑念を捨て、今この瞬間に深く集中する。これを繰り返していくことで、集中力が高まり効率的に仕事が出来るようになるといわれています。
【浄化されストレスが解消される】
考えていることを“ただ観察していく”。その時間を持つことで、精神的にも肉体的にも緊張が緩和され、“ストレスが軽減される”といわれています。
【洞察力、直観力、創造力が高まる】
思考が整理されクリアになり、結果、様々な能力が発揮されやすくなるといわれています。具体的には、“新しいアイデアが浮かびやすくなる”といわれています。
【よく眠れるようになる】
呼吸を整えることで自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが整い、体の緊張も緩和されるため、“よく眠れるようになる”といわれています。
「瞑想」の時間は?
まずは数分程度で行うのが一般的だそうです。セミナーでは5分間づつやりました。慣れてきたらもっと長時間やっても良いそうです。
「マインドフルネス」の動画や、ガイドしてくれるCDなども色々でていますが、まずはトレーナーがいらっしゃる「体験会」などに参加してみてはいかがでしょうか?
→体験会
というのも、「瞑想」がうつ病・躁病・パニックなどを引き起こす可能性がある。という「瞑想の副作用」が昨今、問題になっています。
英コヴェントリー大学のミゲル・フェリアス教授の研究によると、14人に1人が「マインドフルネス瞑想」による、深刻な悪影響を被っているという研究発表がありました。
他の研究でも、瞑想中に気分が悪化したり、トラウマが強化されてしまうケース、離人症を発症しているケース。なども報告されているそうです。
実は「瞑想」の悪影響は、伝統的な仏教の世界でも、昔からよく知られていることなのだそうです。
※特に、精神科・心療内科などで治療中の方は、必ず主治医の先生に施行の可否を確認してから、おこなうようにしてくださいね。
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